独身時代の話[B先輩の巻-最終回]
☆*:.。. 前回はこちら .。.:*☆
夏祭りの帰りに告白してOKを貰った高校2年の私は、B先輩とお付き合いをすることになりました。
ただ、B先輩とは自宅が遠い、高校が違う、しかもB先輩の高校は私の高校とは真逆の場所にある高校だから学校帰りに会うこともできない、高校3年のB先輩は中学から続けている運動部の引退試合前… ということもあって、なかなか会えなかったので毎晩電話でお喋りするだけでした。
夏休みに入ってB先輩が運動部を引退してからやっと会えるようになりました。
公園でお喋りしたり、買い物(と言っても何も買わなくてブラブラするだけ)に行ったり、B先輩の自宅に行ったり… 2人ともバイトをしてないのでお金のかからない質素なデートだけど会えることが嬉しくて毎日のようにB先輩と会っていました。
ある時、B先輩から「次のデートは泊まれる?」と聞かれました。
“ お泊り ” ということは…このブログを読んでくださっている大人の方なら当然わかりますよね♡
私はB先輩のことが大好きだったので返事はもちろんOK。
お泊りの日は親に「友達の◯ちゃんの家に泊まりに行く」と伝えて友達にもアリバイ作りに協力してもらいました。(お父さん お母さん ごめんなさいm(._.)m)
そしてB先輩とのお泊り当日…
午後からB先輩と会っていつも通りデートをして、夜ご飯はB先輩の友達がバイトをしてるお店で食べて、その後は…♡♡♡ドキドキ
詳細は省きますが、B先輩は初めてでした。
私はB先輩とお付き合いする前の彼氏と済ませていましたが、事前にB先輩から初めてか聞かれなかったのでその事は黙っていました。
組んず解れつ♡が終わった後、B先輩から「初めてなのに血がでなかったね。痛くなかった?」と聞かれました。
実は初めてじゃなくて…なんて言えないので「う、うん… 痛かったけど我慢したよ」と嘘をつきました。
B先輩とのお泊りイベントは無事(?)終了しましたが、それからB先輩からの電話の回数が少しずつ減って会う回数も少しずつ減ってきました。
B先輩からは何の説明もなかったので「これは別れるつもりなのかなぁ…」と悲しくて不安になりました。
でも自分から理由を聞く勇気はなかったのでB先輩から連絡が来るのを待つ日々が続きました。
しばらくして、B先輩から会おうと連絡が来ました。
場所はよくデートをしていた公園です。
待ち合わせの時間に公園に行くとB先輩はいました。
私がベンチに座るとB先輩は私から少し距離を開けて座りました。
今まではピッタリくっついて座っていたのに… この距離間で別れ話になることを確信しました。
B先輩から「最近バイトを始めて忙しいし就職活動の勉強もしないといけないからはむやしきと会う時間がない。別れよう」と言われました。
しばらく連絡もせずに放ったらかしといて今更そんなこと言うなんて嘘くさいなぁ…と思いましたが、会えなかった期間中に別れの覚悟はできていたので「わかった。今までありがとう」と言って帰りました。
別れる覚悟ができていたせいか、あんなに大好きだったのに涙は出ませんでした。
たぶん私はB先輩の童◯喪失に利用されたのだと思いましたが、私も初めてだと嘘をついたので不思議と怒りは沸きませんでした。
もちろん、別れの原因には私の魅力不足もあったのだと思います。
こんな感じで 中学の頃に熱烈片想いをしていたB先輩とのお付き合いは終了しました。
それから1年後のお盆… 私は高校3年生。
突然 B先輩から電話がありました。
「東京に就職して今お盆休みだからコッチに帰ってきてる。明日会えない? もしよかったら遠距離になるけどまた付き合いたい」という内容でした。
当時の私は彼氏がいたので「ごめん。彼氏がいるから会えないし付き合えない。仕事がんばってね、バイバイ」と言って電話を切りました。
電話でのB先輩の軽い口調からヤリたいだけで電話かけて来たのは明白でした。
最後の最後にB先輩には失望しました。
中学時代の片想いは片想いのまま良い想い出としておくべきだったなぁ…と学んだ高校3年生の夏でした。
ー おわり ー
次回は…何を書こうか考え中です。
最後までお読みいただき
ありがとうございました m(._.)m
はむやしき (。-_-。) ガックリ